臨床実験とエビデンスに裏付けられたメディカルハーブ

マイハーブプログラム:臨床実験とエビデンスに裏付けられたメディカルハーブ

フィトケミカルが見直されている

フィトケミカル
現在、近代医学(特にアメリカがフィトケミカル<薬草化学>が盛んです。)において、それらの成分分析が行われています。つまり、今まで、「臨床実験」されていた薬草の成分の「何が」効くのかということが発見されて来ています。
 
マイハーブプログラムでは、
タイ伝統医学(ペートペンタイ)の基礎である「臨床実験」と 「分析・証明」(エビデンスがはっきりしているもの)が完了しているメディカルハーブが中心となってラインナップされています。
 
メディカルハーブは現代の「西洋医学的」な見解では「薬」ではありません。しかしながら、何千年もの歴史(近代医学は何百年のレベルです)において証明されてきたメディカルハーブばかりですので安心してお食べいただけます。
 

東洋の三大医学-ペートペンタイ-

人間の歴史において、数千年もの間少しずつ発展してきた土着の伝統医学が各地方にあります。
様々な見解がありますが、東洋で三大医学と言われているものは、次のとおりです。

中医学(中国医学)

中医学
中国地域に伝わる伝統医学。漢方(和法、日本の伝統医学)、東医学(韓医学、朝鮮半島の伝統医学)などに影響を与えた。<wikipedia>日本人はどうしても「漢方」=中国医学と考えがちですが、それは日本に入ってきた中医を日本人が改良した結果でしかありません。
経絡の流れをよくすることや自然治癒力を高めることで治療を行う。五行の相互作用なども用いる。脈を取る技術などが非常に高度になる。(センスが必要)現在、日本でよく見られるのは、鍼灸やツボといったものがこれらの系統の先にある。
「不老不死の薬」などの迷信のようなものがある。

アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダは、心、体、行動や環境も含めた全体としての調和が、健康にとって重要とみる。このような心身のバランス・調和を重視する考え方を、全体観(holism)の医学という。。。<Wikipedia>
生活の知恵、、生命科学、哲学、宇宙やエネルギーなど大きな考え方の中に医学という分野があり、非常に大きな考え方である。ただ、その中には「チャクラ」に代表されるような神秘的な考え方、体感が一定ではないものが含まれてる。

ペートペンタイ

ペートペンタイ
タイ伝統医学をペートペンタイと呼びます。
日本でおなじみなもので言えば、タイ式マッサージ等はこのペートペンタイの一つの分野になります。
上記の2つの医学(中医学とアーユルヴェーダ)の影響を受けた、仏教徒たちの臨床医学と言っても良いかと思います。

注目ポイント

上記の3つの医学に関して注目しべきポイントは、中医やアーユルベーダは神秘的なもの呪術的な考え方が一部にあることに対して、ペートペンタイは極めて事実に基づいた臨床医学ということです。
 

ペートペンタイの歴史と整備

日本ではあまり認識されていませんが、ペートペンタイは非常に系統だった(整備された)医学の考え方です。(国家資格になっています。)

僧侶の臨床医学

僧侶の臨床医学
タイは上座部仏教の国です。日本と違い、幸せになるためにはお坊さんになるしかありません。一般の人はお坊さんに喜捨(きしゃ:お布施のようなもの)をして自分の幸せを願ってもらうワケです。で、お坊さんは一切の生産活動をせずに、山で瞑想しています。その時に様々な動物が草や木を食べているのを見ています。時には弱っている動物が好んである草を食べているのを見るわけです。そうして、あるとき、村人が「頭が痛いんですけど・・・」とお坊さんに訴えると、「じゃぁ、この草を食べてごらん。」というふうに人体実験をしていったわけです。
まぁ、時にはそれが原因で死んでしまうこともあったでしょう。時には完全に治った(症状がなくなった)ということがあったでしょう。それらを繰り返して、様々な薬草の「知識」が蓄積されていったわけです。

チュラローンコーン大王

ラーマ5世(チュラローンコーン大王)
タイの歴史を簡単に説明していきましょう。
スコータイ王朝→アユタヤ王朝→トンブリー王朝→チャクリー王朝(ラタナコーシン王朝)となり、このチャクリー王朝が現在も続いています。今は、ラーマ9世です。
ちなみに、ラーマ4世はあの王様と私のモデルの王様なのです。
タイ王国では有名な(人気のある)王様、大王と呼ばれている王様が3人いらっしゃいます。
王国の創始者であるラーマ1世、そしてラーマ5世、現国王のラーマ9世です。
 
特にここでお話したい方がラーマ5世、別名チュラローンコーン大王です。
彼は様々な今までのタイの知識や文化を集めて、「学問」へと発展させた人物としてとても評価され、人気がある大王なのです。
タイ方医学を早急に復興再建するためにプロジェクトを作らせ、従来の資料を収集し編纂させ、後世に残るタイ方医学(タイ方医学大典Tamra Wechasaat Chabab Luang30巻)の教典を改定させました。また、これを元に様々な医学書が編纂され、大学病院のような施設も作られました。
日本で言うところの東大と学習院を合わせたような大学、チュラローンコーン大学は彼が創始し、ラーマ5世の名前が付いています。
このチュラローンコーン大王(ラーマ5世)の後、タイ伝統医学(ペートペンタイ)は公的に教育されるようになりました。(もちろんタイマッサージなどもそこで教えられています。)
 
現在、マヒドン大学(国立医学大学)においても、薬草学等を含めてタイ伝統医学は研究され続けています。